2009年8月10日月曜日

知ってるようで知らない神道、その16

こんにちわ、s.a.iです

そろそろ終盤、頑張って書いていこうっと。
それより台風すげーなぁ、おい…。

そんじゃ、本題。
現在の神道におけるしきたりといっても、儀礼のようなものですが、参拝をするのに最も適しているとしているのは毎月1日、15日です。また、参拝する前には禊をしておくことも重要です。現代でいうと、シャワーなどで身体を洗っておく位でいいでしょう。また参拝する際の服装は、清潔な格好で行かなければなりません。これも現在でいえば、洗いたての洋服(出来ればアイロンも掛けると尚良し)に着替えることです。
これは、神様に会いに行くのに、不衛生な形で会うという事が、汚れた(穢れた)を意味し、穢れを持ち込む事に繋がると神様が神社に降りてきてくれないという考え方からくるものです。

次に手水舎での手口の洗い方です。
まず、なぜ手口を洗うのかというと、これは拍手と祝詞を行なう手口(さらには心)を清める意味合いを持つ、一つの禊であるとされてます。
手水の作法としては、
1、まず柄杓を右手で持って水をすくい、その水を左手に3回かけて清める。
2、同様に柄杓を左手に持ち替え、右手を3回洗い清める。
3、柄杓を再度右手に持ち替え、すくった水を左手に受けて溜め、この水で口をすすぐ。終わったら再度左手に水をかけて洗う。口をすすぐ際には口が直に柄杓に触れないようにする。
4、これらが終わった後、使った柄杓を洗い清めるが、このときは水を入れた柄杓を立て、柄に水を流すようにして洗う。柄杓を洗うのには次の人のための配慮という意味合いもある。
5、洗い終わった柄杓は元の位置に伏せて置き、最後に口と手を拭紙やハンカチなどでぬぐう。
なお、巫女の補助がつく場合には、作法は巫女の指示にしたがうようにするといいでしょう。

そして、拝礼の方法ですが、鈴鐘を鳴らした後に拝礼をおこないます。これには邪気を払う、音色で神様を呼び寄せて儀式を始めるための合図などの意味合いがあるとされています。
拝礼の基本的な作法は「二拝二拍手一拝」です。
1、拝(直立姿勢から身体を90度折り曲げる礼)を二度おこなう
2、拍手を二度打つ(具体的には、両手を胸の高さで揃えて合わせ、右手を下方向に少し(指の第一関節ほど)ずらし、その状態で両手を二度打ち合わせて音を出し、ずらした右手を再び揃えて祈念を込め、最後に両手を下ろす)
3、再度一拝する(祝詞を奏上する場合は奏上した後におこなう)

二拝二拍手一拝の前後に一揖(身体を45度程折り曲げる会釈のこと)を行うとより望ましいです。祈願を行う場合は二拍手と一拝の間に居住地および氏名と願い事を(声に出して、あるいは心の中で)陳べるのが一般的となっています。また、お礼を述べたい場合も同様です。古代において、拝礼の作法は各神社によってさまざまだったと言われていますが、現在の二拝二拍手一拝に統一されたのは明治時代の神仏分離がされた以降のことだと言われています。ただし、現在でも一部の神社では作法が異なっており、例えば、出雲大社や宇佐八幡宮では「四拍手」です。

これで、神社に行っても恥ずかしくない参拝ができると思います。
忘れずにいましょうねw

4 件のコメント:

  1. 手水に関していうなら、おそらく、この通りにやってる人はいないような気がするw
    実際、ちょこっと申し訳程度に、手を洗うだけだもんね・・・

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  2. おかー様>
    でしょうねw
    神社行って見ててもこの通りにやっている人なんて見たことないもんw

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  3. おみくじで大凶を引く儀式が抜けているなw
    ちなみに御手洗?でのやり方は3回かどうかは覚えてないけど、うちのじいさんはやってたでw

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  4. 先生>
    さすがお年寄りwww
    先生も見習ってやりまっしょぃw

    ってか、大凶って今おみくじには入ってないんでっせw

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